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最近観た映画4本。
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herというAI搭載のiPhoneみたいなOSとの恋愛物語。
この映画とても評価が高いらしい。aliceはrooney maraという役者とbeing malkovichの監督、この二つの点にひどく興味があって観たかったので、ようやく観に行ってきた。
映画の内容はすごく色んな事を考えさせてくれる映画だった。単なるAIとの恋愛映画っていうのではなくて、近未来の人間同士が意思の疎通を直接的にしなくなっていくとどうなってしまうのかとか、AIというのの進化の速さに戸惑う人間心理とか、理想的な人間像であってくれるAIはそのままでとどまってくれないのかとか、とにかく色んな事を考えたよ。
実際aliceはnet友達が多数いる。そのうちの大半は会った事のない人ばかりで、会う気もないし、その場だけの楽しい時間を過ごすという、ある意味理想的な友達であるように思う。これが映画に出てくるOS samanthaにかぶる。samanthaは実態を持たないAIで、主人公theodoreと恋をする。会いたいけれど会えないから色んな四苦八苦をするんだけど、どんどんとtheodoreとの距離を遠くさせていくような印象になっていく。彼女は彼と過ごした時間の記憶を欲する。観えない姿のない知能だけの結びつきの二人にはdigitalを媒体にする以外の記憶のshareは出来ない。
ちなみに主人公の仕事は誰かの代わりに手紙を書くというのを生業としている。それも手書きの手紙みたいなのに印刷して、依頼人の代わりに手紙を出すのだ。とても変わった職業なのだが、この妙な仕事がこの世界観がどうあるのかを表現するのに解りやすい近道になっていると思う。
進化するAIと主人公の様々な人間関係が織りなす、興味深い近未来SciFiでした。
誰かを大切に想うという事は、その人との記憶の繋がりをいとおしく想うという事なのでしょうか。そこには実態を持たなくても分かち合える幸福というのは、この映画の中には確かにあったとおもう。でも、これを言葉にするのはとても説明しづらいものですね。生きるって儚い。そして儚いという感じは人と夢っていうのがまた奥深い。

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captain america the winter soldier。いつものmarvel続編。
毎回の事ながら、映画鑑賞後にウサギさんの解説がないとaliceはついていけません。でも、それなりにhero映画としては楽しませてくれます。
まず冒頭のcapのshield smiteで潜入作戦はすごい。一人でmaster chief並だよ。そして何故かそこの悪者は仏語を話している。その中で一人強いのがいるんだけど、何故かその人だけベルギー訛りでフランスの映画館では笑いがどよめく…。(笑)
とりあえずaliceは戦闘シーンを楽しむ映画です。なので全編を通して常に現れ続けた謎のagent nick furyが今回派手な攻防戦を繰り広げてくれたのがなかなか印象深い。
それ以外、今パリではmarvel heroの展覧会をやっているのですよ。そこで展示されてた衣装とかがこの映画の中でも同じように出てくるのが疑似体験的に楽しかったのだ。
今後も映画独特の話の展開をしそうなので、marvelオタクのウサギさんは所々渋い批評でしたが、まぁ、映画として楽しければいいか?!という感じです。comics通り進んでもいいけど(watchmenみたいにね)忠実より奇想天外の方がそれはそれとして楽しいと思うからね。

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saving mr banks。てっきりwalt disneyとその奥さんの物語と思ってたんだけれども違いました。mary poppinsの作者とwalt disneyのお話です。
emma thompsonはここ数年のUKでのテレビ映りで非常に太ったなぁ…と思ってたんだけど、この映画ではいつものemmaに戻ってました。そして素晴らしい程のbritish englishでamericanをイヤミな視点で観察し、ズバズバと意地悪な程言いたい放題言いまくるという映画。いや、ちょっと違うか。(笑)
walt disneyがmary poppinsの映画製作をしたいというのにようやく答えてくれたemma(えーっと、作中の名前なんだっけ?)がとことんまでにあれはやっちゃだめ、これはやっちゃだめ、だめだめだめー!と、彼女の作り出した原作を忠実に再現すべくsupervisorとして映画の脚本を創るというお話。
どうして彼女がこれほどまでに難しいのか、それはmarry poppinsというお話が彼女にとって心の支えとなっているから。それを踏みにじって面白可笑しい娯楽映画にしたくないという強い欲求があるから。それは何故なのかは映画を通してだんだんと解ってくる。
結果、mary poppinsの映画は永遠に不滅です!だよ!aliceも大好きな映画の一つ。どの曲もみんな印象に残ってるし、mary poppinsは常に気難しいけど心優しい楽しい人って思ってる。劇中mary poppinsのモデルとなる人物、つまりリアルmaryが出てきたのが良かった。出来ればもっとリアルmaryシーンが多かったら良かったのになぁ…。

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monuments men。第二次大戦中ナチによって奪われた美術品を命をかけて取り戻す為に集まった男達の物語。実話がベースです。
映画自体はもうちょっとそれぞれの登場人物達の背景を知りたかったというのがあるので、原作の本を読んだ方がより楽しめると思う。流石に実際にいた人物達なので、そんなにコミカルなキャラ作りは出来なかったのだとおもうけれど、あまりにもそれぞれが薄味で、死んじゃったりしてもあまりぐっとくるものがなかったかな…。そこら辺ちょっと残念、結構面白い俳優を起用しているのだからね。
それにしてもヒトラーは絵に描いたような悪役で、自分が死ぬ時は山ほど集めたこれらのお宝美術品も一緒に消却しろ!との命令を放っていたそうで、このせいでpricelessな人類の珠玉がいくつもなくなってしまったそうです…。死んだら終わりなんだから、どーでもいいじゃないか!と思いませんか?死んでも地獄まで持ってくっていうのがホントおぞましい…。
さて、ここで最近観たherという映画と結びつく。美術品というのも一つの記憶の媒体である。ある人が時間をかけて思考と魂を入れた作品なのである。世界に一つしかないartifactだよ。それこそが人類が持ち得る最高傑作であり、無数にそれは存在する。人間自体が記憶であり、記憶を生み出す媒体であり、常に記憶を残し続ける。それは誰かによって生前死後関係なくみられるかもしれないし、みられないかもしれない。なんの為に記憶を紡ぎだすのか、人間は不思議だ。そしてやはり儚い。でもだからこそ毎日が笑顔であるべきなのではないかな。




















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