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ホントのコト言うと、data移動を急いでしてたのの理由の一つが日記をつけたかったからなんだよね。えーっと……ここ数週間はいつも以上に時間と日にち感覚が狂ってるので何日前のコトだったんだかアイマイになってるんだけど……数日前に久々に映画観に行ってきたのでした。
映画は大体観たその日の夜に、まだ記憶と感動が鮮明なうちに日記に書き留めてるので、今回はちょっと時間が経過してしまったから鮮明ではないかもしれない…。だけども映画を映画館で観るというコトに一つの美学を持ってるaliceにとっては、TVやDVDで同じ映画を観るよりもずっと観えてくるもの、感じるものがもっと臨場感あふれるものであると信じてるから、きっとちゃんと記憶に納まっているはず。
人間の記憶力の使い方って人それぞれだと思うけれど、aliceはどんな風に色んなものを記憶しているんだろう…なんて時々考える。できればカメラで捕らえずにでも全てをおぼえていたいと思うけれど、それは無理みたい。でも、忘れるというのは実際、すごく必要不可欠な大事な要素なんだよね。
でも、忘れちゃいけない事、ちゃんと忘れないで伝えないといけない事っていうのが人間にはある。というワケで、日本より数ヶ月遅れてようやく公開になったletters from iwo jima、観てきました。(ホントは日本にいる間に公開だったから時間見つけて観に行きたかったんだけども…日本って映画館少ないのと人口多いのでなんだか並ぶ事が多いので、並んでる時間が惜しかったので今回まで見送り。どっちみちこっちで公開するのは解っていたからね。)
これはflags of our fathersと同時にclint eastwoodが創った戦争映画で、flags of our fathersは同じ戦争をアメリカ人側から、letters from iwo jimaは日本人からの視点で捕らえたという映画なので、どちらも観ると興味深い。重要なのは両方clint eastwoodが監督しているという点じゃないかと思う。当初はletters from iwo jimaは日本人が監督するとかだったらしいのだけれど、それでは意味がないとaliceは思う。両方を客観的に観れてこそ成り立つ映画だと思った。
今回印象的というかaliceがなるほどな…と思ったのは、硫黄島にいる日本兵がもうダメだという窮地に陥ると、最後まで生き残ろうと戦うのではなく、美しく死のうという日本人特有の死の美学を貫いて手榴弾で自爆するシーンを淡々と描写している部分に、監督が日本人では表現出来ないかもしれないなぁ、と思った。
無様に生きているより自決するというのはそれほど美しいのだろうかと問われている気がした。というのも、この硫黄島での戦いは第二次世界大戦で日本とアメリカで一番の激戦地となった場所で、圧倒的な数で既に負け戦は観えているのにこの戦いで日本軍は一番アメリカからの負傷者の数を出したという記録が残されている。硫黄島にトンネルを掘って無駄な負傷者などを出さないように策を練った栗林中将による功績だと思うけれど、劇中、彼は常に兵士が無駄死にしないようにと行動する、部下がアメリカ人は腰抜けだから殺せと歩兵に無闇に暴力を振るって教育している中でだ。アメリカに留学経験のある彼は、戦うアメリカ人を同じ人間扱いした上で戦火にいる。それもまた複雑だと、日本人でありながら日本人以外に友だちの多いaliceは思いながら観てた。もしaliceがその立場だったらどうだろう…。きっと逃げ出している。
もう一人素晴らしい上官がいた。彼もまた外国との接点のある人で、部下に心から慕われた。彼は捕虜として捕らえたアメリカ人を手当てさせ、会話する。捕虜はすぐに死んでしまったけれど、彼が最後手元に持っていた彼の母親からの手紙を周りにいる部下に読んで聞かせる。他愛ない日常の手紙だったけれど、内容は日本兵が家族から受け取る手紙と同じようなものだった。
どうして戦争なんてするんだろうと思った。どうして人を殺すんだろうと思った。殺す人、殺される人にはそれぞれ人生があって、ドラマがある。aliceと同じような。
そういう風に考えると、世の中はたくさんの物語がひしめきあってる。
一人一人の物語を、戦争という大きな流れに飲み込まれて消されなきゃいけないのはどうにも理不尽でやるせない。戦争は国のため(当時の日本では天皇陛下のため)に死にに行くようなものだけれど、aliceは誰かの為に死ねる覚悟があるだろうかと考え込んでしまう。
日本人の監督じゃないからこそ成りえたという感じのある、私情やらヘンな同情みたいのが含まれない良い戦争映画だった。出来る事ならclint eastwoodと黒澤明でという夢の組み合わせで創られた「硫黄島からの手紙」が観てみたかったな。
それにしても……所々日本人って演技ヘターとか思った箇所がほんのちょっとあったんだけども、外国人監督でここまで出来るのは、間に入った通訳さんたちがかなり奮闘してると想像…。身近にこれ関係っぽいのをお仕事してたりするウサギさんとかいるので、その大変さが解るだけに……頑張った映画だなーと思った。


 そうだ。まず個人があって、どうしたいかがあって、それと周囲のおりあいがあって、それぞれで作っていくべきことなのに、どうして私たちは形を早くつけようと、急ぎたがるのだろう。




















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