ADMIN TITLE LIST
木の枝に咲く花というのが好きで、今の時期から初夏までは街のアチコチを歩くとその好きな風景が目に入り込んできて、時々歩みを止めてぽけーっと眺めてたりする。
もうじき桜の季節である。
桜というのは不思議なもので、日本人にとって特別なものになっている。実際、あの花の咲き方は独特だと思う。あぁいった感じで咲く桜をここ何年も拝んでいない。今度はきっと桜の時期にあわせてマンガの国に行きたいものだ。ま、来年以降の願望だけど。

桜続きで、桜にまつわるaliceに関する蔵書のお話。
「桜庭一樹」という作家がおりまして、約15ヶ月前までは「桜庭」の読み方すら知らなかったのだけど、この作家の名前だけは視覚記憶していたのです。名前的に、aliceの中で一本の桜の木が苔むした静かな庭にたたずんでいる、だとか、桜の花びらの絨毯、桜の木が立ち並ぶ中にある木なんかを思い描いた、ある意味ちょっと変わった記憶の仕方。
約15ヶ月前にこの人の本を一冊買おうと思った時、某本屋さんにて本の置いてある場所を見つけ、結局その時買わずにいたんだけど、それからほぼ1年後に同じ本屋さんでその時買おうと思った本をを手に入れた。
そんな感じで、2年程、きっとこの作家について気にはなっていたのだけど、これといって書評を読んだ事もなく、でもなんだか気になってひっかかってようやく読んだのだけど、一冊読み始めてから現在に至るひと月ちょっとの間、aliceは実にこの作家の本を6冊も読んでいたのであった。
一気にそれだけ読んでしまったのは、最初にずっと気になっていた本の読後感に手応えを感じたからで、その次に読んだのも不思議な後味があり、いてもたってもいられず取り寄せた本でラノベ時代の文章がどんなだったかを垣間みて、その後最近おっきな賞をもらった作品を読み「さて…近年の直木賞とかってホント意味ないなぁ」と思ってちょっとがっかりし、一風変わった伝奇風物語の構成や登場人物を面白く楽しませてもらった、そんな流れだ。
この作者、ライトノベルがデビュウだそうです。作風はaliceが最初に読んだ2冊は特に、小説でありながら、独特の言葉遣いや内容、登場人物などがラノベを踏破し熟成したような興味深い面白さがあった。昔の少女漫画を現代風に、それでいてちょっと古風な文学に仕上げたという風情があった。
ちょっと今まで読んだコトない感じで面白いと思った。この調子で続けてくれるといいんだけど、大きな賞をとると、出版社の陰謀なのかどんどん書かせて良くなる作家とつまらなくなる作家がいる。後者が多いと思うので、賞を取ると不安になってしまう。
面白いと感じた人の創りだすものをもっとみたいとは思うけど、作者が自発的に創りだしたいと思うもの以外、本当に楽しめるかどうかは受け手に寄るのでなんともいえない。
alice的には一年に一冊で十分と思うんだけど、いかがなものなんだろう、他の人たちにとっては…。




















管理者にだけ表示を許可する




| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 カリフラワー畑のalice, All rights reserved.