ADMIN TITLE LIST
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




忙しいのはもうじき旅行に行くからなのです。またですわよ。
まぁ、そんななので今アレコレしないと状態なのでげぇむはオアズケなのですけども、360の更新はしたよ。けどまだ本体にinstallして遊んでないからピニャータとかfable2とか静かに遊んでないんだよ!けどアバターだけは作ってみた。横でウサギさんに「ひどすぎだよね。センスないよね。気持ち悪いよね。」と散々毒を吐かれながら。
実際ホント、なんか趣味悪いわよねって感じのアバター達ですけども、あれのが確かに欧米人は作りやすいかと実感。というのも、aliceはいつもwiiで白人mii作るのに苦戦してるからなのです。鼻パーツの高い鼻だらけには笑えました。あれは日本人には当てはまるものないんじゃないかな。というワケで出来上がりは洋風aliceって感じになった。


171108_001_aliceblog.jpg
[まさにアーティファクトだよ!]


さて、本日はものすごく体調が悪かったので、作業の方も芳しくありませんでした。こういう日もあるさ。なので、本来ならまだ作業中だったはずなのだけども日記書く事にしました。
内容は前回から記そうと思ってた銅版画について。
文字で説明しても全く伝わらないので、ちょっとは解りやすいかと思って写真に撮って解説するつもりなのだけど、これでもどこまで伝わるか解らない。ちょっとややこしいのです。実際やってみないと解らないという代物。PS3と同じね。なんていうか想像してるものと違う、想像外、そんな感じ。
描くというより、aliceには実験を伴う明確な作業って感じで、ここから世界が広がるというよりは手法の一つにすぎません。ただ、人に寄って全く違う表現方法として使う媒体なので、版画という何部も刷れるものなのに一点ものに成りえるものです。実際同じ版で何部か刷っても、インクや紙やプレスの具合で微妙に風合いが異なります。
よく「何部目が一番いいの?」とか言われるんだけど、これはちょっと答えに詰まります。というのも、毎回何部目が一番良いというのはなく、その日の刷り上がりのコンディションによるし、実際のトコロ、部数の番号をつけるのは一番最後なので、かなり番号は適当だったりする。
だけども、例えば版画の作品を買うとしたら一般的には部数の真ん中辺の番号の着いたものがよいかと思う。最初の方はインクののりが悪い事が多く、最後の方は版が多少劣化してくる為。
けど、aliceなんかのつけてる部数番号は大体順番通りだとは思うけれど、大体です。

アトリエで酸につけたり刷ったりする過程の時はカメラとかで撮ってる余裕がないんで、大体家で作業してるもので進行過程を説明する感じの写真になりますので、興味のある方のみ以下からお読みください:
171108_002_aliceblog.jpg
[下絵]
直接プレートに描く人もいるけれどaliceは下絵から描く人

171108_003_aliceblog.jpg
[プレート(銅版)の準備]
この前の段階でプレートを絵のサイズに切り
角をヤスリで削ってから全体をピカピカに磨き
裏面はテープなどで酸の浸食防止コートをします

画像はその後プレートをハードグラウンドで塗って乾かした段階
一度乾いたら二度塗りします
他にもソフトグラウンドという上薬があるのだけど
それは今回使用しないのと、aliceはあまり使わないので説明省略

171108_004_aliceblog.jpg
[下絵をプレートにトレース]
版画なので完成品はプレートに描いた絵の反転したものになる
だけどaliceは自分の絵が反転してるのは気持ち悪くて…
なので面倒だけども原始的な手法で描いた下絵をトレースします
下絵は反転した状態にしないといけないので
コンピュータにscanして反転させたものを使います
他の銅版画する人から面倒な事するね?と言われますが
面倒だけども、aliceは直接プレートに描くのに慣れてないのでね

171108_005_aliceblog.jpg
[トレース完了]
アリス絵ので全部説明しようと思ってたんだけど…
ちょっと撮り忘れがあったので、違うプレートの絵なのはご容赦☆

トレースが完了したらニードルで描いてゆきます
この段階での描く作業はするする滑るように描けます
描くというよりも、プレートに塗ったグラウンドを引っ掻くという感じ
引っ掻くといっても銅板にガリガリ力を入れて彫るのではないのです
要はグラウンドの塗ってある部分は酸に入れても腐食しないというコト
似たようなもので形容するものがないのだけれど
アイススケートするみたいに線が描けます
それだけ滑らかな描き心地です

171108_006_aliceblog.jpg
[プレートを酸に入れる準備完了]
これがプレートにニードルで描いた状態
途中グラウンドが剥がれてしまったりした部分は
小さな筆などで塗り直したりして補正します

171108_009_aliceblog.jpg
[アリスシリーズのプレート]
銅版画をする時は、デスクライトを直接あてても観え辛く
薄暗い中で描いてるような時もあったりします
銅板が反射するのでね

171108_010_aliceblog.jpg
[試し刷り]
プレートを酸に入れて彫り込みます
大体aliceの場合は一度5分浸けてから取り出し水洗いして
その後40~50分位を目安に酸に浸けておきます
(夏場、冬場の温度差でも浸食の差があるので、それも気をつけないとです)
時々様子を観たりと、結構酸に浸けてる時間は長いのに
気が気じゃなくそわそわしてます

銅版は腐食に時間がかかる分、
酸が銅に浸食するじわじわゆっくりスピードで
それが細かい線までしっかり彫りこんでくれるのです
他にも亜鉛板や鉄を使って彫る事も可能なのですが
aliceみたいな細かい繊細な線を描く人には銅がむいているようです

171108_011_aliceblog.jpg
[下手な刷り上がり]
インクがうまく彫り込んだ溝に入っていなかったり
印刷する前にインクの吸い取りを良くするために
紙を水に浸しておくのだけれど
その水に入れていた時間が短かったり
または印刷するプレスの圧力が足りなかったりと…
イロイロな原因が考えられるのだけれど
よくこんな風に失敗します

一枚刷るのに準備と片付けだけで面倒なので
こういう風に刷り上がるとガッカリです
でも、めげちゃいけないのが銅版画
こんなのは日常茶飯事
銅版画やると精神的に鍛えられ、忍耐強くなります、…タブン

171108_007_aliceblog.jpg
[aquatintの準備]
線画だけのプレートで終わる事も可能なのだけど
aliceはこの後プレートに陰影をつけるaquatintという技法を使います
試し刷りの終わったプレートからインクをきれいに落とし
その後プレートに油汚れが一切ないように
細かい質の研磨剤みたいな粉とお酢をプレートにかけ
綿を使って洗います 最後は水洗いできれいに流し乾燥
その後マツヤニの粉をプレート全体に振りかけ
ガスバーナでプレートを熱してマツヤニをプレートに定着させます

171108_008_aliceblog.jpg
[グラデーションをつける]
aquatint=グラデーションと思ってくれれば解りやすいかな
定着させたプレートを冷まし、白く残したい部分をグラウンドで塗ります
その後酸に入れ、取り出して乾かしたら二段階目に明るく残したい部分を
またグラウンドで塗り、乾いたら酸へ…と3、4段階繰り返します
酸につける時間はaliceの場合:
30秒→1分→3分→9分となってます
で、今日はこのプレートを作ってたのだけど、塗り間違えに気付き…
なのでこうして日記をつけてる次第
まだ一番最初の段階で気付いたから良かったし
やり直しもきくけれど、2、3段階目だったら鬱になってたな
一応その段階でもやり直そうと思えばできるけれど
そうすることで失敗する可能性もあるので出来るだけ避けたい
塗り残しとかも、もう一度するには膨大な時間がかかるので
できるだけ一回で終わるように真剣勝負なんですけどもねー
今日は体調のせいで…線画の段階で一度失敗し
aquatintでも失敗と……やり直しで倍の時間が(略)

171108_012_aliceblog.jpg
[aquatint完了の試し刷り]
陰影がつくと大分雰囲気が変わります

171108_013_aliceblog.jpg
[部数を刷る]
人に寄ってはプレート作るだけで満足しちゃってるっぽい
そんな人もいるのだけど、aliceとしては版画なのでやはりある程度刷らないと
というモットーなので、刷るのは疲れるし大変なんだけど
大抵完成したプレートに対して20部程刷ります(これが限界)
これは色を決めた段階での試し刷りなので紙が小さいですが
本来はもっと大きな紙に刷ります
色が変わると雰囲気も変わるので面白いです

その後はぬれた紙を乾燥させ、紙をのばす為に
吸い取り紙の間に挟んで上から重しをかけ
紙を交換しながら数日置き
最後はtitleと部数の数、サインを書いて完了


とまぁ、解りやすかったかどうか……
取りあえず銅版画というのはこういった感じの行程を経て
完成するという、かなり面倒な作業物なんですが
一度着手すると忘れられない面白さを持ち合わせてます
今日は失敗ばかりでついてなかったんだけど
まぁ、こんな日もあるさ!と思わせてくれるものです
あと、なんか常に満足できないっていうのも面白いかなぁ
こういう風なのを狙ったのにできない…うぅぅとか思ってると
偶然できた傷みたいのが良い具合に味を出してくれたりと
きっと自分で全てコントロールできないトコロに面白さがあるのだと思う

明日は体調もマシでありますように…
今日二回も失敗したので、明日は二回分チャラにしてください
と心でつぶやいてみる…






本気でそう思ってくれてありがとぉ。(くすくす…)
まぁ、あまり銅版画というものを知る機会っていうのがないからね。
割と面白そうでしょう?大変そうではあるけども。
ちなみににゃんこはチェシャ猫なのですよ。

準備作業が大変なのは確か。片付けもね。
大掛かりではあるんだけども、やってしまえばなんて事はないのです。
きっと美術の分野はどんなものにせよ、面倒だったりはつきものだと思うんだ。
最近computer使うとかが主流だけども、それにしたって結局家出するにはアレコレ揃えないと出来ないしね。一度作れる土台が出来れば作ってしまえるものです。
で、確かに完成したプレートはかなり愛着湧くかも。
でもプレート自体は作った本人以外はほとんど観る事ないですよ。

本日はちょっとましでした<体調>お気遣いありがとう!
【2008/11/21 02:22】 URL | alice #-[ 編集]
ぅはぁ・・。初めて見たけどなんだかスゴイ・・!
銅版画の本が出来そうだね(。・ω・。)☆
写真もキレイだし構成も良いし本気でそぅ思うよ。
ハートに描かれてるときめいた猫ちゃんが可愛いw

工程見てると、プレートの下準備とか、銅版を酸に浸すとか、
細かい時間配分が必要だとかetc..結構大掛かりな作業なのかぁ・・。
でも手が込んだ分、作品に愛着がわきそう。

体調崩してるみたぃだけど、お大事にしてください☆



【2008/11/20 19:58】 URL | 夢うさ #dwVTuGt2[ 編集]














管理者にだけ表示を許可する




| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 カリフラワー畑のalice, All rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。