ADMIN TITLE LIST
280509_002_aliceblog.jpg

almodovar監督映画「Etreintes brisees(Los abrazos rotos)」を観た。
この監督の映画はとっても奇妙な人間関係の映画が多くて、何気にけっこう好きで観てるコトが多いかな。今年の映画祭にも出てまして、cannesでは縁がないのか未だに大きな賞を取った事がないのが不思議なくらいなんだけども、今回の映画もなかなか面白かった。
どういう風に面白いかというと、冒頭に出てくるシナリオライターの主人公が、かつては別名で、今はharry caineという名前で活動しているという、それだけでなんとなく「なんで名前を変えたのかな?」というちょっとした好奇心で引きつけられ、彼とどう関係してくるか解らない人たちの人間模様が描写され、そこからどういった展開になっていくのかという先の読めなさが常について回るのが魅力かと思う。
恋愛映画っていうのは最終的に物語の当事者達が結ばれるという展開だろうから、あまり興味が湧かないし、きっと観ていても感情移入できないで退屈なものが多いんだけども、この監督の映画の描く人間模様は、恋愛ものでも主人公達が結ばれるまでというより、結ばれて以降、どうなるのか?という話の進みが性格の濃い人物達によって一味も二味も変わった趣向で彩られていて興味深い。
人間には人それぞれ、誰一人同じ事のない人生があり、それが善くも悪くもドラマであるという、そういう作品を作る映画監督の手腕がとても独特で、ホントに毎回奇妙なんだけども、観た後の気分がほんのり幸せを味わえる、そんな物語でした。




















管理者にだけ表示を許可する




| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 カリフラワー畑のalice, All rights reserved.